伝統文化を通して都市部と地方をつなぐ開かれた場づくり

備中高梁館
東京都杉並区西荻窪　　2016

西荻窪駅近くの歴史的な弓道場に付属する創設者の居宅跡に、創設者の出身地である岡山県高梁市の地域情報や特産品、弓道文化を発信する地域に開かれた場。弓道に因んで弓形集成材の調弦梁による大屋根に覆われた、都心と地方をつなぐ小さな拠点。

駅を拠点に商店・施設をつなげ、歩いて暮らせる地域へ

神俣駅周辺まちづくり・駅舎改修
福島県田村市　　2014～

あぶくま洞の最寄り駅である神俣駅および併設のコミュニティセンターの改修にあわせて、周辺の商店や公的施設をつなぐように歩行空間を整え、高齢者等も歩いて暮らせるコンパクトな中心部を実現する。駅舎を活用し、地域住民が集まり、来街者をカフェのようにもてなす社会実験も行った。

まちなかに拠点を開き、地域のまちづくりをつなぐ

田村地域デザインセンター［UDCT］
福島県田村市　　2008～

まちづくりを研究し、実践する地域密着のシンクタンクである。「新しい公共」の確立を目指し、行政（公）と地域（民）と大学（学）が協働する場としてUDCTが設立され、３つの「構成団体」によって運営されている。