愛媛県喜多郡内子町の中心部、六日市の本町通りに面して建つ歴史的商家・森家。空き家となっていた森家の保存活用へ向けた取り組みを、地元住民、東京大学大学院生、TIT等で構成する「内子歴史まちづくりプロジェクト」で行っている。内子町歴史的風致維持向上計画で位置付けられた事業であり、内子町とも連携して実施している。
2019年には、長年管理の行き届いていなかった森家の内部や庭園の清掃、限定公開イベント(森家ノかいまみ)、地域住民の方々と活用へ向けたワークショップ(森家活用ワーキング)などの企画や実施支援を行った。また、森家活用の検討を含む六日市商店街の景観整備等についての方針である、街なみ環境整備事業整備方針の策定業務をTITで実施した。
2020年9月に活動を取りまとめた冊子「森家再生物語 内子町六日市の歴史的商家活用に向けて2019」を発行した。