

JR磐越東線の菅谷駅前の公衆トイレの改築。小さな建築ながら整備プロセスを通して地区の方々のアイデンティティとなるように努めた。地域住民とのワークショップを行い、地元の声を計画に丁寧に反映した。壁の上部の四周のハイサイドライト窓から光を取り込み、明るく清潔感のある室内空間とした。夜間は外部に光が漏れ、行灯のように周囲に安心感をもたらす。外部には、列車を待ちながら周囲ののどかな風景をのんびりと楽しみながら休める、軒を大きく出した屋根付きデッキスペースを駅舎に面して設けた。デッキスペースはイベント時はステージとしても活用されている。駐車場に通り抜ける通路を設け、死角をつくらない工夫をしている。
事業主:田村市
所在地:福島県田村市滝根町菅谷堂田
竣 工:2011年4月
用 途:公衆トイレ
規 模:木造・地上1階・延床面積18㎡
