所在地:福島県田村市都路町古道
竣工:2016年6月
用途:公的賃貸住宅、集会所
規模:木造・地上1階・総延床面積787㎡
原発事故による避難指示が他地区に先駆けて2014年4月に全面解除されたことを機に、田村市都路地区への住民帰還促進のため、地域の環境整備構想から敷地選定・住戸形式・配置計画・住戸プラン等を含め、住民と協働しながら進めてきたプロジェクトです。震災以前から地域のまちづくりに取り組んでいる田村地域デザインセンター(UDCT,2008年設立)の地域との連携体制により実現した、避難指示解除地区の復興のモデルとなる、地域と共につくる公的住宅です。
「新建築」2017年2月号掲載。
「月刊 建築技術」2016年10月号掲載。
日本建築士会連合会・第9回まちづくり賞受賞。
写真撮影:矢野紀行